自助退縮・体験手記 「1年でガンが消えた!」
この度はホームページをご覧いただきありがとうございます。
新盛インダストリーズ前会長の和田隆彦と申します。(2021年11月に役員退任)私は2006年1月に前立腺ガンと診断されました。医師の勧める三大療法(手術、抗ガン剤、放射線)を一切断り、玄米菜食、呼吸法、想念(イメージトレーニング)、手当てなどに専念しました。その結果、1年後にガン細胞は自然消滅(自助退縮)に至りました。現在74歳(2021年時点)ですが、ガンになる以前よりも心身共にはるかに健康な日々を送っています。
具体的にどのような療法を行ったのか、身体や心の変化の過程、治すためのポイントなどを、自助退縮者の一実例としてここに公開致しました。拙い体験ですが、ガンで闘病中の皆さんの一助になればこれに勝る幸せはありません。
■ガンの告知
生検の結果、前立腺内右側の1箇所からガン細胞が確認され、進行程度はT2a、グリーソンスコア:3+3=6、PSA値:5.78と診断されました。
医師から三大療法(全摘出手術、ホルモン療法、放射線治療)を強く勧められました。
■自助療法に到る経緯
2月になり、全摘手術、小線源治療、HIFU治療のいずれかの選択に思案をめぐらせている頃、妻が寺山心一翁氏(元末期腎臓癌患者で自力にて自然治癒された第一人者)の体験談のVTRのことを思い出しました。20年ほど前に妻の友人から頂いたものでした。早速インターネットで寺山氏の連絡先を調べ、妻がケイタイで相談のメールを送ったところ、「ご主人に手術をさせてはいけませんよ!ガンは必ず治りますからね。勇気を出してください!!」と、出張先のインド・ニューデリーから返信メールをくださったのです。
その後、寺山氏の事務所に妻と訪ねました。「和田さん絶対に切ってはだめですよ!人には元来、自己治癒力と言うものがあり、ガンは必ず治せますからね。ガンを作った原因があるはずなので、まずはその原因を突き止め、取り除くことです。頑張ってください!」と、激励と貴重なアドバイスをいただきました。
「自分で作ったガンは自分でしか治せませんよ!」と言われた寺山先生の言葉が、脳裏から離れずいつまでも思い出されました。
家では妻以外の家族全員から自助療法に猛反対されました。「現代医学が進んだこの時代に、ガンを自分で治すなんてどうかしている・・・・」と。
寺山先生を訪問した際、川竹文夫氏(元癌患者で自然治癒された元NHKディレクター/現在NPO法人ガンの患者学研究所代表)が制作担当しTV放映されたNHKスペシャル「人間はなぜ治るのか」のビデオをお借りしてきました。12人のガン患者が次々と自然治癒して行く様子を収録したこの実録ビデオを観て、人間の潜在能力の偉大さをまざまざと認識させられました。
私は1年後に還暦を迎える人生節目の時でもあったことから、自分に変化を起こす機会にしたいと言う想いから、このビデオをきっかけに自助努力への挑戦を決意しました。
その後、医師には仕事の多忙を理由に、手術など治療を一切受けずに半年間PSA検査だけの監視期間としていただくことをお願いし、PSA値が上昇したら、全摘手術することを条件に主治医の了解を得ることができました。
反対していた家族も、病院が安全弁になったことで、一応の安堵となりました。
■ 自助療法の実践
1.寺山先生のアドバイスの通り、十数年前の人生を振り返り、ガンになったのは何故かを自分自身に問いかけることから始めました。過去の思い当たる原因がいくつも浮かび上がってきました。
今後ガンとどのように向き合っていくべきか。生きることの意味や価値、人生への姿勢など根本について考えさせられました。
《 寺山心一翁先生のホームページ:http://www.shin-terayama.jp/ 》
2.寺山先生からの具体的なアドバイスは以下の通りでした。
① 食事を「玄米菜食」(玄米・野菜、塩、みそ、醤油、油等全ての食材は無農薬・有機野菜、無添加物)に切り替えること。
② 「百毒下し」(400年以上にわたり作り続けられている排毒、解毒の日本製漢方薬:http://www.hyakudoku.com/)を続けて飲み、宿便や体内の毒を出すこと。
③ 飲料水は、生きている水のミネラルウオーターに変えること。
④ できれば米国ライフライン社のサプリメントをのむこと。早速、妻がこれらの全てを手配してくれて実行に移しました。
3.川竹文夫氏のホームページを調べ川竹文夫著「幸せはガンがくれた」を読みました。次に東城百合子著の「自然療法が体を変える」、玄米菜食の正式な食養法についての参考本、塩谷信男著「大健康力」など自助療法に関係する本を次々と読み漁りました。
4.同時に川竹氏が代表のガンの患者学研究所から販売されているビデオ「ガン完全治癒の法則」、「治る食事」、「治る力・市川式手当て」を購入(現在はDVD)。これらから『食事』、『ライフスタイル』、『ストレス』がガンの三大原因であることを改めて認識し、手当て法についても学習しました。
5.全身生姜罨法、里芋パスタなどの手当てを試みましたが、最終的に電気式「ビワの葉温灸器」(上記ビデオで紹介)を購入し、毎日続けることにしました。
NPO法人ガンの患者学研究所のホームページ:http://www.naotta.net/ 》
6.食事と手当てに万全を期すため、正食協会の紹介により食餞指導家の山村慎一郎先生にも具体的な指導を受けることにしました。前立腺ガン治癒へのビワの葉温灸の効果的な経絡(ツボ)、食材の可否や食事の内容について定期的に詳細なアドバイスを受けました。
7.穀菜食の料理法について、大森一慧料理学校(杉並区荻窪の宇宙法則研究会内)へ家内と通い習得に努めました。これまで自己流で料理していた方法とは全く異なり、陰陽説(無双原理)に基づく料理法を知り、食と命の関係について目からウロコがこぼれる思いを体験しました。
8.使用した主な食材
① 無農薬有機玄米(圧力鍋で炊く)(押し麦、古代米、赤米、蕎麦の実、高きび、あわ、ひえ、小豆、黒豆のいずれかを時々玄米と一緒に炊きました)
② 無農薬有機野菜 ③ 天然塩 ④ 有機胡麻 ⑤ 天然醸造豆みそ(有機大豆使用)、麦みそ ⑥ 天然醸造醤油(無農薬大豆使用)
⑦ ごま油、菜種油 ⑧ 出し昆布 ⑨ わかめ ⑩ モズク
⑪ 加工食品としては、天然乾燥のり、無添加有機梅干、有機豆腐、有機油揚げ、有機こんにゃく、有機玄米もち、有機納豆、有機乾麺(そば、うどん、そーめん)、有機干しレーズン、全粒粉パン、有機玄米せんべいなど。
9.一切使用を不可とした食材
① 肉、魚 ② 乳製品 ③ 卵 ④ 砂糖(最初の半年間は、果糖すら甘みは摂らないようにした) ⑤ 精製塩 ⑥ 酒、みりん ⑦ コーヒー
⑧ ジュース ⑨ 冷たい果物 ⑩ 体を冷やす夏野菜・果物、ナス科の野菜(トマト、ピーマン、ナス、ジャガイモ、ほうれん草など)
⑪ 合成保存料・着色料・甘味料・香料など添加物が使用されている全ての食品
10.飲料水
口に入れる水は全てミネラルウオーター「榛名山の天然湧き水 “スイークレイ”18.9L」を使用し、冷たいままでの飲料は避け、必ず体温以上に温め番茶か紅茶で飲用。
《 販売業者いずみやのホームページ: http://www.izumiya-water.jp/ 》
11.飲み物
四季を通して食事後は温かい「三年番茶」のみとして、食間に時々熱い「梅醤番茶」(梅・醤油・おろし生姜に熱い三年番茶を注いで作る)を飲用。
12.サプリメント
米国ライフライン社から(個人輸入業者を経由)、自分の病気に合った調合による2種類のサプリメントを購入し、毎食後に常用した。
①セレニウム:ビタミンA、C、E、ベータカロティン
②ライフライン:マルチビタミン、ミネラル、カロチン(総合微量サプリメント)
13.「ビワの種の粉末」をオブラートに包んで朝晩食後に服用。
14.手当て
① 全身生姜罨法(温湿布) ② 里芋パスタ ③ビワの葉温灸(赤外線過熱式ビワの葉温圧器「ユーフォリア・Q2/服部ヒーティング工業㈱製」を使用) ④湯温40℃前後の半身浴 ⑤砂浴
15.腹式深呼吸(正心調息法)
早朝、背もたれのない椅子に背筋を伸ばし座って手を前で組み、息をゆっくり吸って丹田に入れ、10秒間呼吸を止め、ゆっくり息を吐き、吐き終わったら普通の呼吸を1回する。これを1セットとして、25回繰り返し、最後に普通の呼吸を10回連続して行う。毎朝約40分間。
この呼吸法は、医学博士・塩谷信男著「大健康力」に記載されています。
16.想念
腹式深呼吸をしながら次のような想念を繰り返しました。
「宇宙からパワーを頂いて、そのパワーが体に入り、やがて前立腺に入り、NK(ナチュラルキラー)細胞が力強くなり、ガン細胞が小さくなっていく、ついにガンが消えた。」「私の人生を正しく変えるきっかけをくれたガン細胞ありがとう。ガン細胞を新しい若い細胞に生まれ変える力を授けてくださった神様ありがとうございます。
いつも私を支えてくれている女房殿ありがとう。家族達ありがとう。
先生方ありがとうございます。」と連日心で唱えました。
またガンが完治し、妻とザックを背にしてスイスの草原(アルプスの村・グリンデルワルド)を、妻にお礼を言いながらトレッキングしている情景を鮮明に想い描きました。
更に、来る1年後の2007年4月14日の経営計画発表会の日に、壇上から 全社員に向かって、1年前に前立腺ガンの告知を受けていたこと、そしてそのガンが自助療法でこのように完治したと、PSA値、体温、体重、体脂肪率のグラフをプロジェクターで映し説明している自分、それに対して全員が拍手で祝福をしてくれている情景までも想い描きました。
ある頃から前立腺内にガン細胞がなくなっている状態を描くようになり、「ガン細胞が新しい細胞に生まれ変わった!生まれ変わった!生まれ変わった!」と心の中でいつも呟きました。
17.運動
① 柔軟体操(血行促進を目的に上半身、下半身の各部を十分に伸ばすストッレッチ運動を毎日続けました)
② 腹筋(胃腸の冷え防止を目的に腹筋強化のため、膝を立てての腹筋運動を150回毎日続けました)
③ 腕立伏せ(床に膝をついての腕立て伏せを90回一日おきに続けました)
④ スクワット(膝が床と水平になるまで沈み込む運動で、100回を一日おきに続けました)
⑤ カーフレーズ(階段で両手をつかまりながら、脚のふくらはぎの筋肉を伸ばす運動で、100回を一日おきに続けました)
⑥ その他ゴムチューブやダンベルによる背筋、腕、肩の筋肉トレーニングなど(30回を一日おきに続けました)
18.通勤
35年間のマイカー通勤を電車に変え、家から最寄り駅まで徒歩で約15分、JRの駅から会社まで約10分の合計往復50分を早足で歩きました。
19.料理
大森一慧料理学校にて陰陽五行に基づく穀菜食の正式な料理法を学び、その基本哲理から外れぬ料理に務めました。調味料は塩と醤油とみそ以外に使わず、昆布や椎茸の出しと有機野菜の自然の旨み(甘み)だけで味を引き出します。限られた食材を妻の工夫と努力のお蔭で、なに不自由なく美味しく食すことができ、現在も続けています。
私でも作れる簡単な料理としては、ごぼうサラダ(練り白胡麻使用)、厚揚げと大根煮、豆腐と玉ねぎの生姜炒め、白いんげん豆とリンゴ煮、こんにゃくステーキ、玉ねぎと人参とわかめの味噌汁などがあり、料理に不慣れな男性にはお勧めです。
参考書籍
1.幸せはガンがくれた 川竹文夫 著
2.自然療法が体を変える 東城百合子 著
3.家庭でできる自然療法 東城百合子 著
4.大健康力 塩谷信男 著
5.ガン完全治癒の法則(ビデオ) ガンの患者学研究所
6.治る食事(ビデオ) 同上
7.治る力・市川式手当て(ビデオ) 同上
8.ガン勝利者25人の証言 今村光一 著
9.大森英櫻 無双原理講義録 大森英櫻 著
10.一慧の穀菜食Book・手当て法 大森一慧 著
11.玄米食は病気を治す 石田英湾 著
12.あきらめないガン治療 帯津良一 著
13.病気にならない生き方 新谷弘実 著
14.しなやかな玄米菜食 関根進 著
15.病は脚から 石原結實 著
16.天風先生座談 宇野千代 著
17.ガンは自分で治せる 安保徹 著
18.チャクラ 癒しへの道 クリスティン・ペイジ 著
19.ガン・治る法則12か条 川竹文夫 著
20.がんが消えた 寺山心一翁 著
参加したセミナーや講演会
(1)NPO法人ガン患者学研究所主催(川竹氏)
「ワンデーセミナー入門クラス」“ガン完全治癒への道”
(2)サトルエネルギー学会主催「サトルエネルギー大会」
(3)超越意識研究所(寺山氏)主催
「二泊3日集中ワークショップ」
”直感を磨く気づきを通して癒しの力を高める”
(講師:クリスティン・ペイジ女史)
(4)日本CIA協会主催「病気にならない生き方」
(講師:新谷弘実)
(5)素行会主催「第12回武蔵嵐山志師塾」
(6)NPO法人ガン患者学研究所主催(川竹氏)
「第一回世界一元気ガンの患者ワールド」
“響け!治る歓び・人生進化”
■ガン細胞に変化
毎月の血液検査によるPSA値が下記グラフの通り、徐々に下降し、12月からグレーゾーンの4.0を下回り、正常値になりました。
■体温、体重、体脂肪率の変化
平均体温の上昇・・・2006年4月:約35.3℃ →
2007年4月:約36.2℃
体重の低下・・・・・2006年2月:78kg →
2007年4月:61kg
■体温、体重、体脂肪率の変化
体脂肪率の低下・・・2006年2月:約21.5% →
2007年3月:約12.5%
■排毒・治癒反応
39度以上の発熱と汚い色の痰が数日間続く状態が数回起こりました。
身体から毒素を排泄するための好転反応と受けとめ、解熱剤など使わず静かに治まるのを待ちました。
■いつの間にか改善されたこと
①20代の頃からの下痢症(酒を飲まないと逆に便秘になった)が嘘のように治り毎朝、黄金色の太くて長いバナナ(ゴールデンバナナ)のような快便に大改善されました。
②軽い狭心症(カテーテル検査では原因不明)で心臓が時々痛むことがありましたが、この自助療法を始めて以来、全くその症状は起きなくなりました。
③20年前の海外出張で得意先に付き合ってスポーツ射撃(散弾銃の実弾)を行った際に、右肩を強打しました。20年越しのその右肩の痛みが、いつの間にか消えました。
④30歳前半から腰痛で苦しみ、鍼、灸、マッサージ、カイロプラクティクなど様々な治療を試みましたが一向に改善されませんでした。治らないものと諦めていた腰痛が治りました。
⑤頭皮にあった大きく膨らんだホクロのようなイボが消えました。
■ガン細胞が退縮・消滅
自助療法を始めてちょうど1年目の3月に、主治医から呼び出されました。「和田さん、私の頭の中は混乱しています。何が起きたのか理解できません・・・?何かホルモン系の薬を飲んだのかと思ってホルモンの検査もしてみましたが、女性ホルモンにも男性ホルモンにも全く変化や異常はないし、どうしてPSAが4以下まで下がり、MRIでガン細胞の影がなくなったのか理解できません。PSAの緩やかな下降の状態は、まるで放射線治療による効果のようで、こんな経験は初めてのことです。何か魔法の薬でも飲んだとしか言いようがありません・・・。」「何が起きたのか分かりませんが、この状態ならば、手術や治療は必要ないので、当分の間また監視をして、PSA検査で万一上昇するような変化が出たら考えましょう。」と主治医から説明がありました。
つまり私の前立腺にあったガン細胞は退縮し、若くて強い元気な細胞に生まれ変わったのです。ついに待ちに待った日が現実となった瞬間でした。
■想念が現実に
遂に4月14日の経営計画発表会の日がやってきました。私はいつものように壇上でマイクを持ちスピーチを始めました。深呼吸の際に、この発表会で全社員へガンの告白と完治の報告をしているシーンを来る日も来る日も想い描いてきましたが、そのシーンが寸分違わず現実となったのです。PSAが低下した様子や平均体温が1度近く上昇した状態までプロジェクターでグラフを映して説明しました。90名の全社員は突然の私の衝撃的な告白に唖然としていましたが、スピーチが終わると心から祝福のエールを贈ってくれたのです。後日「社長。本当によかったです・・・・」と、何人もの社員が言葉を詰まらせながら私の部屋に来てくれました。望外の喜びに胸が熱くなりました。
■妻の支え
私はガンの病にかかったことで、自分の人生を振り返り、改めるきっかけを得ることができました。これまでは全て仕事中心の生活、酒と外食の多い不規則な食事、運動不足、そしてストレス。特に十年ぐらい前に新事業を立ち上げた際は二足のわらじを履く生活で、睡眠不足と、休日のない数年間を過ごしました。
会社でも家庭でも地球は自分を中心に回っているかのように錯覚し、常に自己中心的で若い頃から妻に苦労をかけ続けてきました。ガンになって初めてそんな理不尽だった自分に気づくことができ、ガンが新しい自分への挑戦のチャンスをくれたのです。
ひたすら治癒することを信じ、食事と手当てに専念しました。徹底することが治癒につながると思うと希望が沸き苦労とは感じませんでした。むしろ実行できることが喜びでもありました。他人は忍耐強いとか我慢強いと励ましの言葉をかけてくれましたが、傍が想像するほど辛くなく悲壮感もありませんでした。と言えるのも私を絶えず支えてくれた妻の献身を超えた協力があったからで、自分ひとりではどれだけ徹底できたか疑問です。
妻には私の数百倍も苦労をかけました。妻は仕事と親の介助で手いっぱいの中、私のガン告知を聞かされましたが、持ち前の精神力の強さでこれらの現実から逃げることなく、むしろ真正面から取り組んでくれたのです。妻の優しさと勇気と意志の強さのお陰で、私はガンを克服できました。
自助療法で成功するには、勇気となり支えとなる協力者の存在は極めて大きいものがあります。しかしたった一人で自助療法を成し遂げられた先達も少なくなく、その精神力の強靭さには、ただただ頭の下がる思いです。その点私は世界一恵まれたガン患者でした。
妻に感謝の日々です。
■自助療法成功のヒント
ガンは治る病です。そればかりか、ガンは生き方そのものを改めるチャンスと気づきをもたらす恵みでもあります。自助療法で治癒した元ガン患者の同胞達は、ガンになったことを契機に新たな人生を拓き、ガンになる以前よりも心身共に明るく豊かで健康な人生を築いています。そして異口同音に「ガンになってよかった!」と。
ガン細胞を自助退縮に追いやるのは「自己治癒力」そのものですが、その自身の治る力を如何に高め、引きだすことができるかで、治癒の成否が決まるのだと思います。
私の経験は一事例に過ぎませんが、自助療法を成功させるためのヒントにしていただけるものと確信しております。
特に大事な要点となったことを以下に整理しておきます。
(1)食事を玄米菜食(マクロビオティック)に変え、動物性食材は一切食べなかった。
(2)ガンが好み、血液を汚すと言われている甘味を摂らなかった。
(3)発ガン性が懸念される農薬、食品添加物を使った食材は一切食べなかった。
(4)腹式深呼吸の際に、絶対に治ると「想念」し、毎日その時間には治っている自分がいた。
(5)治る日を決めた。(1年後の4月14日の経営計画発表会までと)
(6)腹式深呼吸、半身浴、ストレッチ、手当(ビワの葉温灸、全身生姜罨法など)を日課として習慣化してひたすら続けた。
(7)家族への感謝の念と、自身の生き方(ガンを作った一因)を改める努力を始めた。